三郷駅を西に向かって出発する。雪が降りだした。周りを見るとどうもこの辺だけのようである。大和川に架かる橋を渡って藤井の部落に入る。雪はやんでいた、分岐道の所で｢明神山へ｣標識を見て右に入り山裾を歩く。直ぐに左に藤井ルートの登山口があり、ここで登山準備をする。
階段道を10:55出発する。一人登山客が降りてきた。ここから標高差140ｍずうっと階段道が続くのである。ゆっくりと一歩一歩登る。標高が180mになり階段はなくなる。標高200ｍで左少し下った所で舗装道に合流するが、今回は車道を歩きたくないので右の尾根をたどる。初めてであったがちゃんとした踏み跡があった。踏み跡に従って歩くと標高230ｍの所で車道に出た。丁度横切るような形で山道があったのでその方に入る。少しして右に赤リボンがあったのでそちらに入る。コンパスを合わせて確認しながら歩くと車道に出た。対面に独特の形をした信貴山を見る。少し車道を登ると山頂まであと200ｍの標識があり、11:55山頂に到着した。
藤井ルートの登山口 山頂まであと200ｍ 小さな神社(送迎(ひるめ)大神宮)
山頂の真ん中には小さな神社(送迎(ひるめ)大神宮)があり、標高は低いが360°の展望が出来る。北東、西、南東の3箇所に展望台がある。ここには三等三角点があるが、探すのは難しい。お二人に探してもらったが諦めた模様。ここの三角点は三等三角点であるが、コンクリートの蓋で埋設されているのである。国土地理院の点の記によると平成8年8月19日低下改埋とある。多分山頂整備の時埋設されたのでしょう。
三角点 西の展望台 南東の展望台
展望台に上がろう。最初に北東側の展望台に上がる。真正面に信貴山、生駒山が見える。独特な形状をしているので直ぐに解かる。左は山越しに大阪市街、アベノハルカス、右には松尾山、一本松山、法隆寺辺りがぼやっと見える。
信貴山、 生駒山 大阪市街
次に西側の展望台に上がる。その前にデッキには愛を誓う｢悠久の鐘｣があり、3年前プロポーズにふさわしい｢恋人の聖地｣に指定されたという。右に大阪の高層ビル街、左に小高い山、これは百舌鳥・古市古墳群である。
百舌鳥・古市古墳群? 悠久の鐘 二上山葛城山
最後の南東側の展望台に登る。こちらは山々山だ。今日はこちらの展望はあまりよくない。見える範囲で右から二上山葛城山、左に高見山、音羽三山、鳥見山、貝ケ平山があるが雲に遮られ見えなかった。展望が終わり、展望台下のテーブルで昼食を済ませる。
12:50．下山開始する。2回目なので、西の尾根の取付きは問題ない。西に25mぐらい下ったところに建物がある。西に延びる尾根の取付きの位置を確認する。20m程登り返し、最初のPeakに出た。後は西に向かう尾根道を辿れば良い。尾根道はこれしかない筈だが不安になった。図面を出し問題ない。鉄塔のある場所に出て、後300mちょっと下れば右に降りる分岐があることを確認する。分岐に出たので安心し、休憩を取る。下山道は左降下の急斜面にトラバースしながら下る道である。標高差60m程下り、尾根筋を下るようになる。暫く下り、鉄塔のある場所を通過する。右にはおわん型した明神山(地形図を見る限り明神山は左奥に隠れたPeakのようである)を見る。どうもこの道は関電の点検路から出来ているようだ。所々階段のある急傾斜を下りR25に出る。大和川に架かる赤い橋を渡り、計画どおり通り河内堅上駅に到着した(14:25)。
西に25mぐらい下ったところの建物 尾根分岐(河内堅上駅への下山口) 河内堅上駅付近から見た明神山方面
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