2021ポンポン山・窯ケ谷花紀行３

１． 訪問日　4.15(木)　　天候　晴　　単独

２．行程

JR高槻北バス停 (9:34発)＝中畑回転場｢405｣(10:25出発)→2.9K森の案内所 (10:55)(5分)→0.3K竈ケ谷入口｢380｣(11:05)→＜写真35分＞→1.5K合流点｢410｣(12:25)(5分)→0.5KPeak590 (12:50) →0.5Kリョウブの丘｢620｣(13:00－13:15昼食)→0.7Kポンポン山679m(13:30)
　歩行距離　6.4K　標高差　274m　　所要時間　3:05

３．概要

　11:00に森の案内所を出発する。下ったところにタンポポが咲いていたのを見ると珍しや！花の下の総苞片が閉じている。日本タンポポである。ほとんどのタンポポは総苞片が下に反り返っている西洋タンポポである。今時日本タンポポを見つけることは難しいのである。竈ケ谷入口のところの山裾にあるオオカメノキの花は終わっていた。出灰川を渡渉する。標識11から始まり、道なりに進む。最初の保護柵にはフタバアオイだけが群生していた。

　暫く歩き標識14を通過し、キツネノカミソリの保護柵に着く。今は葉っぱが茂っている。この柵には一か所にニリソウがかたまって咲いている。

　少し歩きイチリンソウの群生地の柵に着く。あるわ、あるわ、イチリンソウの花がいっぱい咲き誇っていた。花弁状の萼片を持つ花を1個、花茎の先端につけるのでイチリンソウと呼ぶそうだ。萼片は白色で普通5-6枚である。しかし、ここに咲いているのは5枚、６枚以外に7枚、8枚、10枚色々と沢山ある。京都の依遅ケ尾山にもイチリンソウが沢山咲いていたが、一か所にこれだけ沢山咲いている所は他に多分ないだろう。イチリンソウ以外にはシロヤブケマン、スミレ、それからヒトリシズカは終わりかけていた。ヤマブキソウが沢山咲き始めていた。それからニリンソウが沢山綺麗に集まって咲いていた。

　　シロヤブケマン　　　　　　　スミレ　　　　　　　　　　　ヒトリシズカ　　　　　　　　ヤマブキソウ　　　　　　　　ニリンソウ
　隣のヤマシャクヤクの咲く柵に来た。ヤマシャクヤクの蕾は4/1来た時より随分大きくなっていた。開くにはもう10日もかからないだろう。

　ラショウモンカズラの咲く保護柵にはニリンソウ、ヤマルリソウ、ムラサキケマン、ネコノメソウがまだ咲いていた。新しくヤマブキソウが沢山花をつけていた。

　　　　　　　　　ニリンソウ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤマブキソウ

　　　　　　　　　ヤマルリソウ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ネコノメソウ
　標識番号が15から37に代わる。最後の保護柵にはキンキエンゴサクがまだ咲いていた。渡渉を繰り返し、標識36を過ぎて13回目の渡渉を終え合流点に着く、標識番号がいきなり32となる。ここで一休みする。
　休憩後標高差180ｍの急勾配の尾根を登る。途中福寿草受付テント脇にあるクロモジが綺麗な花をつけていたのでカメラに納める。

　　　　　キンキエンゴサク　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クロモジ
　Peak590を経てリョウブの丘で遅い昼食をとる。ポンポン山に13:30に到着する。