2024ポンポン山・窯ケ谷花紀行2
訪問日 2024.5.25(木) 天気 晴 単独
1. 訪問日 4.25(木) 天候 晴 単独
2. 行程
JR高槻北バス停 (9:34発)=中畑回転場「405」(10:25出発)→2.9K森の案内所 (11:00)(5分)→0.3K竈ケ谷入口「380」(11:10)→<写真35分>→1.5K合流点「410」(12:15)(5分)→0.5KPeak595(12:35-12:50昼食) →0.5Kリョウブの丘「620」(13:00)→0.7Kポンポン山679m(12:15-13:35)→<直登尾根道>→1.5K登山口「440」(14:10)→<林道(15分)>→3.4K川久保バス停「240」(15:25到着、15:35)=高槻(16:00)
標高差:279m + α 歩行距離:11.3Km 所要時間 5:00(歩行時間:3:30)
3. 概要
11:05に森の案内所を出発する。下ったところにタンポポが咲いていた。ポンポン山のタンポポはまだ日本タンポポである。ほとんどのタンポポは総苞片が下に反り返っている西洋タンポポである。今時日本タンポポを見つけることは難しい。ポンポン山で残っているのはここだけかもしれない。竈ケ谷入口のところの山裾にあるオオカメノキの花は終っていた。昨夜の雨で増水した出灰川を渡渉する。標識11から始まり、道なりに進む。最初の保護柵にはフタバアオイだけが群生している。まばらに花を付けていた。
暫く歩き標識14を通過し、キツネノカミソリの保護柵に着く。今は葉っぱだけの状態である。この柵には一か所にニリオンソウがかたまって咲いていた。
少し歩きイチリンソウの群生地の柵に着く。まだ花がいっぱい咲き誇っていた。花弁状の萼片を持つ花を1個、花茎の先端につけるのでイチリンソウと呼ぶ。萼片は白色で普通5-6枚である。しかし、ここに咲いているのは5枚、6枚以外に7枚、8枚、10枚色々とある。
5,6枚が多い 5枚、 6枚 7枚、 8枚
7枚 8枚 10枚
一か所にこれだけ沢山咲いている所は小生の経験ではない。イチリンソウ以外にはムラサキケマン、それからヒトリシズカは完全に終わっていた。ヤマブキソウがまだ沢山咲いていた。それからニリンソウも沢山綺麗に集まって咲いていた。
隣のヤマシャクヤクの咲く柵に来た。今回の主目的はヤマシャクヤクとラショウモンカズラである。しかし、ヤマシャクヤクは終わっていた。
先週4/19来た時は蕾で、この日辺りが見頃と思ったが何故か終わっていた。花の命は3日もないようだ。エンレイソウはまだあった。ラショウモンカズラは1株しか見られなかった。
渡渉を繰り返し、標識36を過ぎて13回目の渡渉を終え合流点に着く、標識番号がいきなり32となる。ここで一休みする。
休憩後標高差180mの急勾配の尾根を登る。Peak595で昼食をとる。リョウブの丘を経由してポンポン山には13:15に到着した。今回は常連客3人まだ残っていた。しかし3人とも1:20に下山していった。、山頂のミツバツツジと馬酔木はほぼ終わりかかっていた。
下山は直登尾根を経由して川久保林道を下る。水声の道分岐の所に大阪森林組合の関連の重機が6台放置をしている。工事は当分お休みのようだ。林道わきには数カ所ヤマブキの花がまた綺麗に咲いていた。川久保林道に咲くタンポポは西洋タンポポであった。
4.
所感
イチリンソウとヤマブキソウの花の寿命は長いが、ヤマシャクヤクの寿命はなんて短いことか。3日もないようだ。気温が急に上がるのでなおさらのようだ。次の目的の花はキンランとギンランである。