2022窯ケ谷から川久保に歩く

　昨年3.9には窯ケ谷のフタバアオイの群生地にセツブンソウ、セリバオウレンが咲いていたので状況を偵察する為に窯ケ谷訪問の計画を立てる。

１． 訪問日　3.3(木)　　天候　晴のち曇り　　単独

２． 行程

JR高槻北バス停 (9:34発)＝中畑回転場｢405｣(10:25出発)→2.9K森の案内所 (10:55)(5分)→0.3K竈ケ谷入口｢380｣(11:05)→＜写真10分＞→1.5K合流点｢410｣(11:50)→0.4K福寿草入口｢560｣(12:05) →＜写真10分＞→0.1KPeak590 (12:25) →0.5Kリョウブの丘｢620｣(12:35−12:50昼食)→0.7Kポンポン山679m(13:10-13:20) →1.7K天狗杉東分岐点｢630｣(13:45)(10分) →(南北桧尾根)→2.0K取付｢300｣(14:55)(10分) →1.3K川久保バス停｢235｣｢240｣(15:25到着、15:35)＝JR高槻南バス停 (16:00)
歩行距離　11.4K　標高差　274m(-440ｍ)　 　所要時間　5:00 (歩行時間　3:50)

３． 概要

　11:00に森の案内所を出発する。竈ケ谷入口のところで出灰川を渡渉すると標識11がある。標識11から始まり、道なりに進む。最初は何も生えていないようなところが続く。最初の保護柵はフタバアオイの群生地である。昨年はセツブンソウとセリバオウレンが咲いていた所である。今年は何もなかった。草もなかった。暫く歩き、標識14を通過し、キツネノカミソリの保護柵に着く。今は葉っぱが2，3cm出たばかりである。明らかに昨年より遅い。少し歩きイチリンソウ、ヤマブキソウの群生地、ヤマシャクヤクの群生地柵を過ぎ、ラショウモンカズラの咲く保護柵の傍に来たが、何も生えていなかった。草も生えていない。

　　　　　　　　　　　　　　キツネノカミソリの保護柵内　　　　　　　　　　　　　　イチリンソウ、ヤマブキソウの群生地の柵内

　　　　ヤマシャクヤクの群生地の柵内　　　　　　　　　　　　　　ラショウモンカズラの咲く保護柵内
標識番号が15から37に代わる。渡渉を繰り返し、標識36を過ぎて13回目の渡渉を終え合流点に着くと標識番号がいきなり32となる。ここで一休みし、標高差150ｍの急勾配の尾根を登るとテントのある福寿草の受付に着く。今年も2回鑑賞していたが、葉っぱがどの程度伸びているかに興味を持ち3回目の鑑賞をした。鑑賞客は10人を超えていた。御覧の通り花弁は開いていたが、まだ何とか鑑賞には耐えられる。


　今年は昨年より花は遅れている。
　リョウブの丘で高槻の3人連れに加わり昼食を取る。ポンポン山山頂には13:10に着く。
　下山は南北桧尾根を経由して川久保バス停に向かうことにした。南北桧尾根を下る途中、標高530ｍ辺りの尾根付近で大阪森林組合の作業員と思われる二人がチェーンソーを使って倒木を整理されていた。お聞きすると整理された倒木を運び出すのはメリットがないのでここまま放置する様である。尾根の取付きである橋のある分岐地点には予定通り15:00前に着いた。川久保林道通行止めは3/15までとあるが果たして本当だろうか。

４．所感

　今年の花は遅れている。窯ケ谷の現状を見る限り、今年はかなり遅れるのではないか。
ポンポン山山頂では馬酔木の蕾が出来始めてはいるが。