三田付近の山の三角点探索記Ⅱ
探索日 2016.3.29(火) F氏と 天候 晴れ
１．行程
JR高槻(7:19発)＝JR尼崎
(7:45、7:46)＝JR三田(8:18､8:25北口バス出発)＝上槻瀬バス停｢190｣(8:45、8:50出発)
→(迷歩き2時間) →2.0K烏ケ岳(辻ノ浦)528 m(11:50-12:10昼食)→2.5K市之瀬｢240｣(13:30)→2.3K花山院421 m(14:55)→1.5K黒谷口バス停(15:35,16:26)＝JR三田(16:50,16:51)＝JR高槻(17:57)
歩行距離 8.3K ＋迷歩き 標高差 330m ＋α 所要時間 6:45(歩行時間 5:50(内2時間迷歩き)
２．概況
三田市の周辺には多くの三角点があるが、３回に分けて探索するもので、今回はその２として三田市バス停上槻瀬からバス停黒谷口までの間にある二つの山の三角点探しの山旅である。当初飯盛山も予定していたが、最初の烏ケ岳(辻ノ浦)でトラブルを起こし、2時間ロスし、時間的に今回は無理と判断して次回繰り越しとした。
１）
烏ケ岳(辻ノ浦) 三等 528.3 m
バス停上槻瀬の位置が実際の位置より北に300mと誤解していた為出発点で間違い、正規の登山口にあり付けなかった。出発点の現在地を間違い、いい加減な判断で出発した関係で、最初に着いたのが、思いもよらなかった目的地の左手前にある名もないPeak381であった。ここから延々と苦闘が始まる。先ず尾根を北上し西に下る。標高310mのコルで現在地を確認して、西北西に藪を漕ぎながら進み、市之瀬に抜ける登山道を求める。10:53目標の登山道に出遭う。登山道は廃道化していた。標高計は330mを指していた。ここから東に登山口方向に下るのは癪なのでコンパスを北東にある登山道に向けて、斜面をトラバースして歩き易いところを探しながら進む。11:05登山道と出会う。後は登山道を登るだけであった。目的の手前にある行者山のPeakには11:33に着いた。小休止後三等三角点のある烏ケ岳(辻ノ浦)にはやっと11:50に到着した。当初の予定より2時間遅れの到着であった。
市之瀬に向かっての下山である。先ほど登ってきた登山道を下る。標高370mの地点で市之瀬に向かう途中にある池(標高350m)を目指してコンパスを南西に向けてトラバース気味に下る。標高340mの地点に着き、少し登ると池の傍に出た。後はコンバスを合わせ忠実に廃道と思しき道を伝って市之瀬に出た。
廃道化した市之瀬へ続く道 登山道に出会う 三等三角点 独歩会の標識
２）
花山院 四等 421.3 m
花山院は真言宗花山院派の本山で、正式名は東光山菩提寺。西国三十三ケ所観音霊場めぐりの番外札所である。市之瀬から花山院の旧裏参道を目指して車道を西に向かうとお墓のところで出た。お墓の右側にある扉から入ってあまり踏まれていない広い道を700m程進むと前方にある池が見えて右に向かう道を見つける。地形図上では4,500m進めば左に入口がある筈であったが、見つけることは出来なかった。仕方がないので地形図と現物の地形を見ながら西に向かい取付きを探す。旧参道らしき道は見つからず、歩き易いところを探しながら登る。暫く登り左に尾根らしき所が見えたのでその方向に向かうと旧参道と思しき道に出遭った。これこれとこの道を伝って登るとトイレのある所に出た。三角点の取付きはトイレの前に踏み跡があった。踏み跡を伝って進むと仏像やベンチのある所を通って尾根に出た。三角点はその尾根の奥にあった。
引き返し、トイレのところから花山院の本堂で参拝し、納経所の方に進むと有馬富士、六甲山方向が望める展望台があった。後は下山し、JR三田に向かうバス停までだ。バスの時刻は確か16時何分かにあった筈。車道を下り、直角に曲がったところに琴弾坂の標石があり、その地点から飯盛山の対面にある車道に向かって道は広いが、道は崩れ荒れて歩き易いところを探しながら下る。暫く下ると下からの車の音を聞きながら車道に出た。後は北上する。当初の目標はバス停小野であったが手前に黒谷口バス停があったのでここで待つことにした。バスの時刻は16:26であった。タクシーは全然見当たらなかった。
四等三角点 本堂 展望台より有馬富士
３．所感
本来1時間で予定していた烏ケ岳(辻ケ浦)がスタート点の勘違いで道迷いをしてしまって、思いもよらない3時間も所要してしまった。もう少し冷静になって登山口を探すべきであった。ちょっとした判断ミスが大きな失敗に繋がった。今回予定していた飯盛山は時間的に行くことが出来ず、次回に再計画をせざる羽目になった。万歩計の歩数は少なく18,000歩でしたが、体力は可成り消耗していた。