竜門橋の向こうが竜門山 一本松付近から見る和泉山系 明神岩 風穴
ここで準備体操を行い中央ルート登山口に向う。コンクリート道を3度蛇行して登ると中央ルート登山口に到着。ここから登山道が始まる。水の流れと同居した道になっていて、石がごろごろした急坂になっている。途中何箇所か丸太階段が右に出てくるが無視し地道のルートを登る。30分ほど登ると傾斜がゆるくなり、左に｢明神岩・風穴へ50m｣の標識がある。明神岩の上に上がり北方向が開け、紀ノ川と和泉山脈が目の前に見えた。
本道に戻り急坂を登ると暫くだらだら登りが続く。勝神（かすかみ）峠からの道と合流すると直ぐに竜門山の山頂であった。誰もいなかった。暫くして1名、2名が登ってきた。写真を撮ってもらい昼食とした。
次は飯盛山だ。下山は東方向に下る。5分ほどで磁石岩があるところに出る。確かにコンパスの指示が90°ほどずれる。10m離れれば正常になる。急坂を下ったところが田代峠である。｢飯盛山｣への標識があり東に進む。暫く平坦地を歩く。1度急坂を登りPeak687の北側を歩き、だらだらと下る。暫く樹林が茂る平坦地が続く。だらだら登ると4等三角点があった。ここからはほとんど檜の植林地である。一度下って比較的平坦な道を進む。一箇所南からの分岐があり、ここから中腹道となり、桂谷からの道と合流する。ここが竜門山分岐である。ここまま東へ進むと｢飯盛山0.8Km｣、｢飯盛山0.7Km｣の標識があり踏み跡に従って進む。標高差200mを3回に分けて登りきると直径20m位の平坦地のある飯盛山山頂に出た。見通しはなく、勿論誰もいなかった。
磁石岩 飯盛山山頂 雌桂 雄桂
さあ、本日の目的は達成した。跡は下山するのみ。来た道を竜門山分岐まで引き返し、桂谷への道に入る。中腹道をぐんぐんと下る。最初に出会ったのが雌桂、暫くして雄桂である。まだ雌桂は樹齢760年といわれるがまだ勢いがあるが、雄桂の方は大分草臥れている。
一本道を下り、竹藪を抜け、農道に出る。みかん畑である。前方の白い大きなタンクを目指して農道を下る。タンクの所で農道は行き止まりであった。引き返せばよかったのであるが、何とかなるだろうとみかん畑の中を下る。畑が途切れ藪にぶつかる。しかも断崖絶壁のようなところで降りることは出来ない。右にトラバースして進むと藪があり、上が畑のようである。何とか這い上がり、そこは柿畑であった。右方向7,80m先に農道が走っている。ただし、手前が深い谷になっていた。仕方なく畑の中を登る。やっと回り道して農道に出る。15分のロスをした。農道を下り、(株)デュプロの前で車道に合流した。R13を経由して紀ノ川に架かった麻生津(オオズ)橋を渡る。無人駅名手に辿り着いた。