西原・原・服部

　　探索日　　2013.12.31　　天気　晴れ　　単独

１．行程

高槻北バス停(8:15)＝不二ケ原｢175｣(8:40, 8:40出発)→0.6K取付き｢190｣(8:48)(5分) →0.9K西原｢357｣(9:30-9:35) →0.9K取付き｢190｣(10:05)→3.6K原｢109｣ (10:55-11:00)→1.5K服部｢167｣(11:40-12:00昼食) →0.8K上ノ口｢115｣ (12:15)＝高槻北バス停(12:30着)　
　歩行距離　8.3km　標高差　200m＋α　所要時間　3:35(歩行時間　3:00)

２．概要

　三角点｢西原｣を訪れる為には砕石場の横下の谷筋を通過する必要がある。ここは発破爆破作業があり、通常は通行止めになっている。従って作業を行わない12/31を狙って探索した。

１）点名　西原　356.96m　四等三角点　　

数少ない8:15発杉生のバスに乗る。8:40不二ケ原に着きフラワーパーク方面に向かう。8分ほどでフラワーパーク北側の取付きに着く。此処でコンパスを西原に合わせて出発する。元は道があって、今は廃道化しつつある所を谷筋に沿って進む。最初の看板は｢落石注意｣、少し歩くと左上方に砕石場が見え出し、大きな看板に出遭う。｢警告此れより砕石場につき発破爆破作業あり落石危険立ち入りを禁ず！！中央砕石株式会社｣とある。そっと通過させて貰って谷筋の歩きやすい所を選びながら10分程歩くと目標の谷筋の分岐に出た。中央の尾根筋の上に三角点の標石がある筈だ。尾根筋に赤杭があり、これを目印に伝って登る。道はないが桧林なので比較的登り易い。標高差70mを15分ほど登ると平になり、白い標示杭を見つけることが出来た。なじみの深い標識が二つあった。山崎独歩会(2012.3.4)と観石万歩(2012.12.31)である。周りは桧の木ばかりで展望はない。標石の写真を撮って早々に下山した。

　　　　　　　　左砕石場(8:59)　　　　　　　　　　　　　　　　立ち入り禁止の警告(9:03)　　　　　　　　　西原・四等(9:32)　山崎独歩会と観石万歩の標識

２）点名　原　108.79m　四等三角点　　

フラワーパークの所から府道6号線の車道を原大橋まで延々と1時間歩く。今日はダンプが走っていないので有難い。原大橋からは側道が歩けるようになり、神峰山口の交差点を右に入り芥川を渡る。直ぐに左の民家に通ずる道を芥川と並行して歩く。暫く民家沿いに歩くと芥川を渡る橋に通じる道に出る。左折して橋を渡ると50m程で道は右に廻り三差路となる。三角点｢原｣はその三差路の左角にあり、白い標示杭があるので見つけることが出来た。

　　　　　　三差路の左角にある(10:57)　　　　　　　　　　　　　　　　　原・四等(10:57)

３）点名　服部　167.41m　三等三角点

上の口から清水台2丁目に向かう。案内板があり、三角点の標石は清水台第2公園内にあると調査していたので、公園は直ぐに解った。しかし、三角点は見当たらない。探しているうちに穴ボコを見つける。上土を除くと三角点標石の上にある＋字マークが見えた。場所は鉄棒の足場の所である。地面から出ていれば危なくて鉄棒遊びなんかできない。安全の為に埋めているのか。それにしても国土地理院の了解は得ているのだろうか？ 

清水台第2公園(11:40)　　鉄棒の下横にある　　　地面を掘ると

３．所感

　今日は大みそか12.31である。府道6号線の車は少なく、ダンプカーとは1台も会わなかった。御蔭で心配していた車道は無事安全に歩くことが出来た。これで残っていたポンポン山周辺の三角点の探索は総べて終わった。