美ヶ原・八ケ岳・中央アルプスには百名山が８座あるが、特に記憶に残る山行が出来たのは北アルプスと八ケ岳の山容が見えた蓼科山、始めてコマクサに出会った八ケ岳、紅葉と南アルプスが綺麗に見えた木曽駒ケ岳、それから高山植物とすばらしい山容に出会えた空木岳であろう。

2004.4,29蓼科岳山行は夜行日帰りツアーであったが、当日天気も良く、山頂では雪を被った八ケ岳、南アルプス、中央アルプス、北アルプスを一望に見ることが出来た。特にまじかに見た八ケ岳は素晴らしかった。2005.8.12-14山行の八ケ岳は天気があまり良くなかったが、岩稜の赤岳、阿弥陀岳を登り、当時始めて出合ったコマクサ、イブキジャコウソウに感激した。2006.7.28-30山行空木岳は上級で一番タフなコースの一つであったが、コマウスユキソウ、ハハコヨモギ、チシマギキョウ、タカネイワツメグサ、シナノキンバイ、ウサギギク、ミヤマクロユリ、ミヤマダイコンソウ等の多くの花咲く高山植物に出会え、また木曽殿山荘での日の出、それから南アルプス、御嶽山等の素晴らしい山容をこの眼で見ることが出来た。2008.10.4登った93座目の木曽駒ケ岳は天気が素晴らしく、千畳敷カールから見た紅葉、それから千畳敷カール上部から見た全景の南アルプスは鮮明に見え、2度とあのような光景を眼にすることはないでしょう。

　　　　　　　　　　　　東川岳手前から見た空木岳