白根湯釜(8:43) 白根湯釜より見る四阿山(8:45)
レストハウスのところまで引き返し、逢ノ峰の東側の散策道を歩きロープウェイ白根山頂駅の裏に出た。車道を横切り鏡池を経由して本白根に向うコースに入る。まだ紅葉していないダケカンバ林を抜ける。40分ほどで鏡池に出た。この池の底は構造土と呼ばれ、小石で縁取られた亀甲模様が見られる。更に20分ほど歩くと展望台に着いた。南には25km離れた浅間山が煙を吐いていた。その右には微かに八ケ岳連峰が浮かんでいた。この辺の周りはコマクサの群落地のようである。展望台を後にして木段を下ると分岐があり、左に進み本白根探勝歩道最高地点2150mに向う。この先200mほどの所に本白根山2165mの三角点があるが、何故かガスが心配という理由で立入禁止になっている。
鏡池(10:07) 展望台を登る(10:22) 本白根山方面(10:37)
白根山最高点2171ｍ 探勝歩道最高点2150m 異種4本の木が並ぶ
引き返して先ほどの分岐を経由して白根山最高点2171m山の東側下の探勝歩道を通って白根山頂駅に向かう。途中珍しいコメツガ、トウヒ、オオシラビソ、シラビソが一箇所に並び生えている所を通過する。白根山頂駅の裏側の朝来る時通った道を20分ほど歩きレストハウスに到着した。
草津白根レストハウスからは横手山ドライブインに向う。ここでは見晴らしが良く北アルプスから妙高山に至る山々を見ながら昼食をとった。ここからR292を通って志賀高原から上信越自動車道信州中野ICに入り､京都竹田に帰還した。
草津白根山の山頂には何故か踏むことは出来なかった。時期が悪く高山植物は見ることは出来なかった。ここのコマクサは群生地が広く色の濃い花が咲くというので次回機会を検討してみたい。
鏡池の構造土
池の底に小石で縁取られた亀甲模様が見られる。これは池の水が凍結と氷解が繰り返す過程で形づくられた現象だと言われる。