北陸・近畿・中国・四国地方には百名山が８座あるが、特に記憶に残る山行が出来たのは高山植物の多い白山、名水百選ご神水で知られる剣山、紅葉に色付いた石鎚山と残雪の雪山に登った大山であろう。

2005.7.17白山山行は夜行日帰りツアーであったが、当日天気も良く、時期的によく多くの花咲く高山植物に出会えた。今覚えているもので、キヌガサソウ、カラマツソウ、ミヤマダイモンジソウ、ヨツバシオガマ、ハクサンフウロ、コバイケイソウ、クロユリ、クルマユリ、イワギキョウ、シナノキンバイ、イブキトラノオ、チングルマ等切がない。

2005.7.30剣山はキレンゲショウマの満開には少し早かったが、山頂から見た『三嶺』、次郎笈から見た剣山は記憶に残る。また山での名水には色々出会ったが、御塔石から湧き出る御神水の味は今でも忘れられない。

石鎚山は標高1982mに因んで、家族で1982.8土小屋から弥山まで登ったことがあるが、最高峰天狗岳まで行っていなかったので、紅葉を狙って2007.10.20敢行した。時期的に丁度良かったが、弥山到達後天候が急変し、寒くなり、持っているものを総て体にまとい、北風吹く中、天狗岳に細い岩稜を伝って這って登ったことは記憶に残る。

大山は2003.10.11の秋山と2004.3.11の残雪の雪山を山岳会仲間と登っている。天気さえ良ければアイゼンで登れる雪山は楽であり、周りの風景が雪との調和で非常に素晴らしかった。

次郎笈から見た剣山