秩父・多摩・南関東地方には百名山が9座あるが、特に記憶に残る山は甲武信岳、金峰山、雲取山、富士山、天城山がある。2007.10.27-28甲武信岳は前日雨の中を登る。夕方雨が雪に変わり、初冠雪となった。山小屋の中に雪がどさっと降ってきて、寝床をずらしながら寒かったこと。カイロを抱きながら布団を抱きしめた。翌日早朝初冠雪を踏みしめながら登頂し、澄み切った空に浮かぶ富士山を見るのであった。2005.9.23金峰山は瑞牆山荘から途中苔むしたところを歩き5時間かけての登頂であった。頂上には、巨大な岩塊の五丈岩があり、山頂付近から見る瑞牆山はヨーロッパで見る綺麗な城のようにも見えた。2008.10.13雲取山は単独山行であった。奥多摩小屋は料理がないので、ガス、バーナー、食糧を持参しての登山であった。頂上では富士山を見ることは出来なかったが、翌日小屋の前で見ることは出来た。2004.8.17-19富士山は百名山踏破を決意した山でもあった。偶然にも山頂東京屋にて四国遍路後の菅直人氏に遭遇し、写真を一緒に撮って頂いた。ラッキーな思い出の富士山記念登山となった。2007.4.9天城山は高原ゴルフ場から万二郎岳、万三郎岳から八丁池経由旧天城トンネルまで縦走した。万三郎岳から八丁池までの5Km尾根には大木のブナ林が続いた。時期が早過ぎた関係で裸のブナ林であったが、新緑、紅葉時期であれば印象も変わったものと思う。

　　　　　　　六合目付近から山小屋連なる富士山山頂に向う登山道