21安達太良山1700ｍ　　46座目
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　緊張度　★　疲労度　★　満足度　★★
　　　　登頂日　2006.10.13　　天候　快晴　　Kツーリスト

　　　　登山行程
　　　　　伊丹空港(8:05発)＝＜JL2261便＞＝福島空港 (9:15着)　＝奥岳｢940
(11:00)−＜ゴンドラ＞−山頂駅｢1350｣(11:15出発)→仙女平分岐→安達太良山1700m(12:50-13:10)→峰の辻(13:20)→くろがね小屋(14:10-14:20)→勢至平→奥岳自然歩道→奥岳｢940｣(15:55到着、16:00-17:00入浴)＝磐梯猪苗代はやま温泉(18:00)　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　磐梯猪苗代はやま温泉泊
　　　　歩行距離　　8Km　標高差　350m　行動時間　4:40(歩行時間  4:00)

雑感(紀行)

福島空港は福島市にあるのではなく、福島県の南端須賀川市にある｡伊丹空港からは離陸後55分の所要である。一日ANA3便、JAL3便が飛んでいる。行き帰りいずれも満席状態であった。富士山の北側を飛行する。今回の山行参加者は19名(男10名、女9名)添乗員1名(Ｙ氏)であった。
　福島空港から東北自動車道を北上し二本松ICで降り、西側に位置するゴンドラリフトのある奥岳に着く。「あだたらエックスプレス」のゴンドラにより6分で山頂駅｢1350｣に運び上げてくれた。窓からは山々の紅葉が素晴らしかった。
    山頂駅から五葉松やしゃくなげの多い緩やかな登山道に入る。程なく分岐に着き一休みする。右側に見える山々は今紅葉たけなわであった。分岐から道は傾斜が増し、やがてガレてきて、山頂の岩峰が姿を現す。安達太良山は乳首の形をした岩峰の山頂である。山頂からはさえぎるものは何もない360°のパノラマであった。

　　　左が安達太良山の山頂(11:30)　　　　　　　　安達太良山手前を登る　　　　　　　　　　　山頂にて(13:00)　
　岩峰から北へ牛の背を辿る。左側には噴火口である沼ノ平が口を開けていた。右に折れ峰ノ辻を経由してくろがね小屋に向った。

　　　　沼ノ平に向かって下る　　　　　　　　　　　　　　　　　　噴火口の沼ノ平(13:15)
　緩やかな下りを歩きながら、素晴らしい紅葉に出会う。左の鉄山の壁に彩る紅葉から右の山にかけて紅葉、また紅葉である。下りきった所に「くろがね小屋」がある。ここは温泉付の山小屋のようである。このベランダから見る東側の紅葉も素晴らしかった。

鉄山の壁に彩る紅葉

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くろがね小屋(14:22)　　　　　　　　　　くろがね小屋付近(14:27
　この辺から幅広い平坦な道が東に伸びる。金明水の水場を過ぎ、勢至平に出る。林道(馬車道)から別れショートカットする傾斜のきつい道を下る。樹林の中を下りきり林道に出た。渓谷沿いにある「あだたら高原自然歩道」を散策する。紅葉がまだ早く今一の感じ。自然歩道が終わり少し登ると奥岳に着き、入浴して汗を流した。
温泉付き山小屋「くろがね小屋」
　山中深く鉄山に抱かれるようにして、県営｢くろがね小屋｣が建っている。湯川源頭部にあるが、すぐ近くには水蒸気が立ち上り、温泉が湧いている。この湯は安達太良山麓の奥岳温泉、岳温泉に引湯しているが、くろがね小屋の湯はまさに源泉そのままの湯だ。小屋には管理人が常駐し、宿泊や入浴、休憩が出来る。初心者の宿泊山行にうってつけの山小屋といえる。