ポンポン山・竈ケ谷花紀行

　　訪問日　2018.4.23(月)　　天候　晴れ　　単独

１．行程

JR高槻北�Aバス乗り場 (9:34)＝出灰｢275｣(10:10出発)→2.1K登山口｢330(10:40)(5分)→0.9K西尾根合流点｢450｣(11:05)(5分)→0.7K竈ケ谷入口｢380｣(11:23)→（カマガタニ花写真）→1.5K合流点｢410｣(12:40-13:00昼食)→0.5K西尾根合流点｢590｣(13:20)→0.5Kリョウブの丘｢615｣(13:30）(5分)→0.7Kポンポン山679m(13:50−14:00)→3.3K本山寺ロータリー｢485｣(14:50)(5分)→1.4K第2鉄塔下｢380｣(15:20)(5分)→1.4K登山口｢140｣(15:50)→0.3K原大橋バス停｢130｣(15:55到着、16:03)＝高槻(16:30)
標高差:404m＋α　　歩行距離：13.3Ｋｍ　所要時間　5:45 (歩行時間：4:20)

２．概況

ポンポン山は2月の福寿草から始まり、秋まで色々な所で色々な時期に沢山の花を咲かせる山である。特に竈ケ谷では最近鹿害対策の保護柵を設けた関係で沢山の花を咲かすようになった。今年は気温の関係で昨年よりは10日位早まったと判断し、今回昨年より10日早く訪れた。
　桜木橋を渡った直ぐのところに西尾根に通じる登山口があり、ここから入る。登りきると西尾根に通じる分岐が右にあるが、森林センター方向に下り、橋を二つ渡ると右に川越しに竈ケ谷への取付きがある。途中道端の花やオオカメノキの木が一本ある。オオカメノキの花は終わっていた。取付きから渡渉し、竈ケ谷に入る(京都市の許可必要)。
　ちゃんと道が付いているので道なりに歩く。最初は草も生えていないようなところが続く。数年前までは鹿に食べられ、全滅状態であったが京都市が保護柵を作った関係で、柵の中は復活している。確認できたのはほとんど柵の中のものである。確認できたものはフタバアオイ、ニリンソウ、イチリンソウ、ヤマブキソウ、ムラサキケマン、ネコノメソウ、ヒトリシズカ、ラショウモンカズラ、ヤマシャクヤクその他名前の判らないものが数点あった。下記に詳しく写真を付けて説明しよう。

�@  フタバアオイ

　取付きから入って、最初の保護柵に何千株保護柵の中にびっしりと密生していた。昨年よりは少なかった。
　

�A  ニリンソウ

　保護柵を主体にあちこちと広い範囲で見られた。数は昨年より全体的に多く見られた。
　

�B  イチリンソウ

比較的奥の保護柵の一角に2､3百株はあろうか、綺麗に咲いていた。ヤマブキソウより勢力が強いようだ。

�C  ヤマブキソウ

　一番奥の3か所の保護柵の中に合計4,5百株はあろうか、綺麗に丁度満開の状態であった。昨年沢山咲いていた手前の保護柵は4か所しか咲いていなく、イチリンソウに場所を奪われていた。しかし、全体的には数が増えている。

�D  ムラサキケマン

あまり珍しい花ではないが、ムラサキケマンだけあちこちと見られた。キケマンは見られなかった。

�E  ネコノメソウ

昨年は一番奥の保護柵に1株だけ見つけることが出来たが、今年は沢山見られた。

�F  ヒトリシズカ

一番奥の保護柵に沢山あったものと思われるが、既に花が散っていた関係で、葉っぱを見つけることが難しかった。

�G  ラショウモンカズラ

昨年は一番奥の保護柵に2株だけ見つけることが出来たが、今年は4株見ることが出来た。

�H  ヤマシャクヤク

　昨年は1輪しか見ることが出来なかったが、今年は4輪見ることが出来た。

�I  名前が分らないもの、その他知識不足で名前がはっきりしない花が数種咲いていた。

　　　　　ミヤマハコベ？　　　　　　　　　　？　　　　　　　　　　　ニシキコロモ？　　　　　　　　　？

３．所感

竈ケ谷の花は保護柵の設置で復活したようだ。少なくとも昨年よりは色々な花が増えている感じを受けた。ただ、柵の中に入れない為気に入ったアングルで写真が撮れないのは残念である。本日4/23は少し早いかなと思ったが、そうではなかった。4/21辺りが一番良かったのではと感じた。