ルーブル美術館巡り

以前ルーブルを訪れた時はガラスのピラミットは工事中であったが、現在は入口のようである。
　　　
　　　　　　　　　　　　　　ルーブル美術館全景　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　入口でもあるガラスピラミット
入口：今はガラスのピラミット(入口を入ると元城壁の横を通る)
入場料：15ユーロ(\1800)
展示物：3万8千点
写真：OK
館長：マルテｲネス

＜見所：19点＞

１．いにしえの1区

No.1タニスの大スフィンクス　　

タニスとは、古代エジプトの都市である。エジプトの北東部。スフィンクス（Sphinx）は、エジプト神話やギリシャ神話、などに登場する、ライオンの身体と人間の顔を持った神聖な存在あるいは怪物。BC2600　エジブト文明
ライオンの胴体(太陽の神ラー)　＋　人間の顔(王)(メンス頭巾)
　　

N0.2書記座像

　　BC2600-2350　H54cm　W44cm　D35㎝　石灰岩削りだし
詳しい人物像については、明らかになっていません。上官の口述を筆記している「書記」の姿です。
水晶や象牙を巧みに使った、眼球の表現は見事。　パピルスの巻物、筆は葦、腰巻を台座に
　

　その他　カバのおもちゃ(BC1650-1550)　エジプシャンブルー
　　

No.3ミロのビーナス　

　　BC2世紀末　H2.03m　大理石で出来ている　
ミロのビーナスはギリシャ神話における女神アプロディーテーの像と考えられている。高さは203cm。材質は大理石。発見時は碑文が刻まれた台座があったが、ルーブル美術館に持ち込まれた際に紛失している。「ミロ」は女神像の発見地ミロス島のロマンス語形で、「ビーナス」はアプロディーテーのラテン語名ウェヌス（Venus）の英語読みである。
　　　　
　　　　正面　　　斜め前　　　　　背面
　ギリシャ　ミロス島は　競技場であった

No.4サモトラケのニケ

　　BC190頃　H3.28m

　　古代ギリシャの大理石製のニケ像。BC190年ごろの作。1863年、エーゲ海のサモトラキ島で発見された。ヘレニズム期の大理石彫刻。空から舟のへさきに降り立った有翼のニケ (勝利の女神) を表わす。頭部と両腕は失われている。 1863年サモスラキ (サモトラケ) 島で発見。ロゾス島の人々が，シリアのアンティオコス3世に対する戦勝を感謝して，サモスラキ島のカベイロス神域の近くに立てた像と推定される。
ギリシャ　サテトラテ島　海での戦いに勝利した。　　舟の上で翼、衣、肉体、官能美を描いている。

２．至宝の2区

No.5岩窟の聖母

　　レオナルド・ダ・ビンチ(1452-1519)　34歳頃(1483-1486)　　H1.99m　W1.22m　
　聖母マリアと幼児キリスト（イエス）、そして幼い洗礼者ヨハネと天使が岩窟を背景として描かれている。
三角形図法　空気遠近法　　自然を師とする
　　　

No.6モナリザ

　　レオナルド・ダ・ビンチ　1503-1506作　H77cm　W53cm　防弾ガラスケース入り　　心地よいほほ笑み　輪郭点を書かない
　『モナ・リザ』のモデルは、フィレンツェの富裕な商人で、行政官も務めたフランチェスコ・デル・ジョコンドの妻リザ・デル・ジョコンドだとされている。ポプラ板に油彩で描かれた板絵で、1503年から1506年に制作されたと考えられている
　　　

No.7美しい女庭師

　　ラファエロ・サンツｲオ(1483-1520)　25歳(1507-1506)
　　聖母マリア、イエス、ヨハネ
　　21歳　ダ・ビンチより構図を学ぶ　　ミケランジェロに肉体美表現を学ぶ　
　　　

＜フランス絵画＞0:50

No.8ナポレオンの戴冠式

　　H6.21m　W9.29m　ジャン＝ルイ・ダビット(1748-1807)　　妻、ナポレオン　1806-1807ナポレオン1世の成聖式（フランス語: Sacre）は、パリのノートルダム大聖堂で行われた。その目的は、ナポレオンが「フランス人民の皇帝」として革命を引き継ぐ者であると示威することにあった。

　　　

No.9グランド・オダリスク

　　H0.91m　W1.62m　ジャン＝オーギュスト＝ドミニク・アングル(1780-1825)　1814
　　女性の美しさ　孔雀の扇　　ラファエロから学ぶ　ピカソが模写

　　

技術の伝承
　古代エジブト→古代ギリシャ→レオナルド→ラファエロ→アングル→ピカソ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミケランジェロ

No.10民衆を導く自由の女神

　　H2.60m　W3.25m　ウジェーヌ・ドラクロア(1798-1863)
　　1831
　　　　

＜イタリア＞

No.11奴隷

　　H2.09m　ミケランジェロ・ブオナローテｲ(1475-1564)
　　40歳(1513-1515)　イタリアの彫刻2体　人間の魂＝肉体という牢獄　解放は死のみ
　　　

３．いぶし銀の3区

＜メソポタミア＞

No.12人面有翼牡牛像　ラマックス

　　H4.10　W4.36　D0.97　BC721-705
　　　

No.13ハンムラビ法典

　　H2.25m　Dia0.65m　BC1792-1750　石の塊　バビロン　ハンムラビ王
　　楔形文字　282条　196条には目には目を　法の下に
　　　　
　　　　　　　ハンムラビ法典　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　楔形文字　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハンムラビ王と太陽神シャマシュ

1:25

＜北方絵画(ドイツ、オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ＞

No.14宰相ロランの聖母

　　H66cm　W62cm　ヤン・ファン・エイク(1390-1441)　ベルギ－・ブルージェ　油絵の技術　1435
　　宙に浮かぶ天使が戴冠しようとしている聖母マリアが、ロランに幼児イエスを見せているという構図である。
　　　　
　　　　　ロラン　　　　　　　　　　　　　　　イエス　　　マリア　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヤン・ファン・エイク