安倍前首相の「辞任理由はこっちだった？」

 　2020.8.28､内閣総理大臣の職を辞する意向を固め、その後総理大臣官邸で行われた臨時閣議において、辞任を表明した。理由は体調の問題だったとあの時は述べた。それから３ケ月が立ち、12/24安倍前首相の会見があった。
　「桜を見る会」前日の夕食会をめぐり、1時間あまりに及んだ安倍晋三前首相の記者会見。おわびの言葉とともに強調されたのは、自らの関与の否定だった。「監督責任は」「本当に知らなかったのか」。市民の不満は根強く、疑問も尽きないままの状態である。
　「普通の会社ならば、上司として監督責任を問われる」。安倍晋三前首相が不起訴となり、公設第1秘書だけが略式起訴されたとのニュースが流れた。
　今思うには検事総長に人事が思うようにならなく、いずれ「桜を見る会」の問題が暴露されると判断し、あの時[体調の理由]を持ち出して辞任したと思いたくなる。